トワルドジュイって何?

マリーアントワネットも魅了したデザイン

エレガントで豪華なメゾンボナンジュのパッケージには、フランスを代表するデザインパターンの「トワルドジュイ」が使用されています。

 

 

トワルドジュイは、18世紀に誕生したテキスタイル・デザインで、生き生きとした人や動物、エレガントで華やかな草花などが描かれたコットン生地のことを指します。

一般的には、布地の色(生成か暗褐色)とデザイン部分の色(赤、紫、青など)の二色が用いられます。

 

 

Blue Toile Lavender Sachets.jpg
Flickr: Le Petit Poulailler - CC 表示 2.0, リンクによる

 

 

トワルドジュイは、かつてのフランス王宮御用達のテキスタイルであり、かのマリーアントワネットもその美しさに魅了された1人でした。

 

ヴェルサイユ宮殿の壁紙や家具、ドレスなどに使用され、トワルドジュイ博物館では現在でも当時のトワルドジュイをご覧いただけます。

ヴェルサイユ宮殿近郊の町ジュイ・アン・ジョザスに、トワルドジュイ博物館があります

http://www.museedelatoiledejouy.fr/(フランス語WEBサイト)

 トワルドジュイ博物館については、また後日あらためてご紹介します!

 

 

トワルドジュイの意味

 

フランス語でToile de Jouy 

直訳すると「ジュイの布」という意味。

 

ジュイとはジュイ・アン・ジョザス。ヴェルサイユから4キロほどに位置するトワルドジュイの発祥地です。

HuetManufacture.jpg
Jean-Baptiste Huet - http://www.museedelatoiledejouy.fr/accueil/presentation-du-musee/ パブリック・ドメイン リンクによる

18世紀、ここでコットン生地の製造が始まったことから、トワルドジュイ(ジュイの布)と呼ばれるようになりました。



当時のデザインを復刻

現代では、さまざまな有名ブランドでも使用され、「こういう感じのデザイン見たことがある!」という方も多いのではないかと思います。

ただ、こうした現在のデザインは、もともとのパターンから新しく作成されたもの、つまり“トワルドジュイ風”にデザインし直したものがほとんど。

 

一方、メゾンボナンジュの商品パッケージに採用されているのは、18世紀のトワルドジュイ本来のデザインです。

正真正銘のオリジナル版の中からモチーフを選び出し、鮮やかなカラーリングを施して、美しく煌びやかなパッケージへと蘇らせています。

 

メゾンボナンジュのチョコレートをお召し上がりいただく際は、中のチョコレートを楽しむだけでなく、パッケージもじっくり眺めてみてください。

オリジナル版だからこその生き生きとした人物や動物の描写、繊細に描かれた植物や田園風景に、きっと驚かされることでしょう。




多様なモチーフ

トワルドジュイには様々なパターンが存在します。田園風景、バラやユリなどの花々、動物、人物や神話・伝説の物語など‥

その多様性、ユニークさから世界中にたくさんのコレクターがいるほど!

 

メゾンボナンジュは、そんな大量のオリジナルモチーフの中から、1つ1つのフレーバーに合うデザインを選んでパッケージに採用しています。

 

例えば、ショコラノワールカカオ70%には、可愛らしいカップル、天使、鳥などが描かれています。

 

また、ジンジャーには、猿やにわとり、牛などの動物。

エサやりをする人々や、小舟で川を渡る人々が描かれています。

ぜひパッケージのデザインの違いにも注目してみてくださいね。



ロイヤルな風格感じるデザイン

18世紀、フランス王室も重用していたトワルドジュイのデザインは、時代を経ても衰えることのない魅力があります。

そのエレガントで高貴なデザインを採用したパッケージは、ギフトとしてもおすすめ。

飾っておきたくなるほどの美しさで、きっと喜ばれることでしょう。



私たちのチョコレートは今日も、魅力あふれるトワルドジュイのパッケージをまとって。

これからもチョコレートを通して、フランスの素晴らしい伝統をみなさまへお届けしていきます。

 

 

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